サドベリースクールの卒業生たちは今

サドベリーを出た人たちの今を記事にしたり、自分を生きるとはどういうことなのか、日々考えながら書いてます。

親子の関係とはー自分の子ども時代を癒すー

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この2日間は何かと、自分の子ども時代と向き合うことが多かった気がします。

 

初日は東京都八王子市で活動している、「さくらんぼ学園」を見学しに行きました。

時間割はなく子どもが自由に活動することができて、大人と子どは対等に関わるというところは共通していますが、サドベリースクールとはまた違った形の学び場でした。

 

面白かったのはミーティングの進め方。

朝の会では、今日一日どんな活動がしたいか?一日が終わってどうなっていると良いか?ということをテーマに話し合い、その答えは何が出ても正解。何も出なくても正解。

何時からこんな活動がしたいという具体的な話が出れば、遊びたい!みたいな何となくの答えも出て、そのときのお互いの意識を共有していました。それを終わりの会でも話し合い、朝話したことをみんなで考える時間も。

 

一日だけでしたが、代表の下村さんの持つスキルが子どもにも大きく活かされるカタチなのかなと思いました。周りも自然が豊富で素敵な場所です。興味を持たれた方はぜひ一度体験してみてください。

親との関係 

 

その後は千葉県へ。お世話になっている友人と会ってご飯を食べる予定です。

何を隠そう、千葉は俺の出身地でもあります。3歳までを千葉県で過ごし、阪神大震災が起きて、復興のために転勤で関西へ移動したのです。

 

3歳当時の記憶はほとんど無いので、母に電話で当時のことを聞いてみました。

生まれたときの話とか、千葉で両親が出会ったころの話や告白のセリフなんかも。

 

子ども時代って、お父さんはカッコ良くて、お母さんは綺麗で、両親はこの世でいちばんすごい人!みたいに極端なイメージを俺は持ってて、思春期に入ると、そんなすごい人たちである親に理想を求めるようになりました。

本当は親だって人間なのに。感情的にもなるし、自分の人生に迷うこともあります。子どもよりも20数年長く生きてるだけで、なんにもすごくなんかない。

それを俺は分からずに勝手に悩んで、それを親のせいにしていた時期もあって、俺は親みたいにお酒なんか飲まないぞ!とか言ってたけど、働き始めてからはだんだん親に何かを求めることをしなくなり、ありがたみとか、これまで育ててくれたことが、本当にすごいことをしてくれたんだなと実感しました。

 

過去を振り返って自分を認めてあげたり、そのときの自分の感情を許すことができれば、現在の人間関係が飛躍的によくなるということがあると思います。

 

その夜は友人宅へ泊めていただいて、親子関係について、俺の生まれた地でじっくりと話し考える時間が取れました。マジでありがとうございます。

 

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翌日はその友人宅のリフォームをちょこっと手伝い、東京シューレ葛飾中学校でのフリースクールフェスティバルを覗いて、不登校の捉え方ってもうちょっとフラットにならないんですかねーみたいな話をして、その後は横浜でライブです。

 

俺がサドベリーの生徒だった頃に、オルタナティブスクールやフリースクールを巡る旅をされていてかなり昔なんですがお会いしたことがあったシンガーソングライター・伊吹留香さんのワンマンライブ!弾き語りからエレキトリック編成までチョーかっこよかったです。

 

音楽への憧れ

 

 結構小さい頃から、俺は楽器に憧れていました。しかし残念ながら、音楽やるなんて調子に乗ってるとか、値段が高いから買えないとか、自分の勝手な思い込みで手を出さずにいて、本当は楽器ができる人に憧れながらも指をくわえて見ていました。サドベリー生徒時代でさえも、楽器をやり始めることはなかったのです。

 

働き始めてようやくアコースティックギターを買って、それからは楽しく弾いて歌っています。

 

勝手に思い込んだり、指をくわえて見ていた子ども時代の自分を認め、そのときはそう思っていたけど、今はこうもできるんじゃない?と観点を変えてしまえば、これまた即効で楽しめるようになりました。

 

子どもに何かしてあげるんじゃなくて、自分の子ども時代を癒す。

 

例えば、子ども時代に不登校で苦しい思いをしたから、今の子どもたちをケアしてあげたいと言う人がいたとして。そう思うのは構わないんですが、それだと、自分のためにも今の子どもたちのためにもケアしてあげないといけなくなり、それはあんまりフラットな感覚ではないなと思うのです。

 

何よりも子どもがそれを求めていなかったら、どっちも達成できないし。まずは、自分のことを振り返って、あのとき何で苦しかったんだろう、もっと違った視点で考えることはできなかっただろうか。当時の親子関係はどうなっていたか。

その当時から現在まで、色々な人生経験をしてきているので、意外と新しい視点で当時のことを受け止められたり、もうちょっと幅広く考えることができたりします。

 

そうして過去の自分が癒されれば、心も体も健康な状態で、目の前の子どもにとっての幸せを考えられるんじゃないかと思います。

 

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そんな感じで振り返りからの学び得るものが多い2日間でした。特に親子関係を振り返れたのがよくて、ビックリするほど過去の気持ちが晴れ、今やこれからの充実に大きく影響していきそうな気がしています。

 

もっともっと、掘り下げていこうと思います。