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サドベリースクールの卒業生たちは今

サドベリーを出た人たちの今を記事にしたり、自分を生きるとはどういうことなのか、日々考えながら書いてます。

Voi.1「八ヶ岳サドベリースクール・スタッフ(2年目)」


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こんにちは。元サドベリースクール生徒のスーザンです。この度社会人7年目に入ったので、振り返ってみようと思います。そもそも、社会人ってなんやねん?という話なのですが、そこは今回はあえて触れずに書きます。

サドベリーに通った人はその後どうなっているのか?の一例として何かの示唆になれば幸いです。

 

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1年目…2011年度

西宮サドベリーに通っていた18歳のときに「将来的に子どもはほしい。働かなければならないとは全く思わないけど、選択肢として働くことができた方がいいとは思う。」「法律上の学歴も資格も手に職も親の後継も無い自分は社会に出て働くことができるのだろうか?」という極めてネガティブな疑問があり、これは社会に出て働くことでしか進展しないなとの考えから社会に出て働くことに。知り合いの紹介から【屋内塵と昆虫の研究と調査】をしている会社に入る。普通に楽しく働けることが分かる。

2年目…2012年度

とりあえず仕事ができることが分かったが、虫と関わるのも面白いけど子どもと関わりたいなとの思いから当時人手も不足していた【西宮サドベリースクール】のスタッフに立候補し選挙で当選してスタッフに。スタッフとしてどう動けば良いのか?と試行錯誤の日々。自分でお金を稼ぎ始めても実家ぐらしでは親に甘えている分親(9割9分9厘母)の執拗な愛にも付き合っていかなければならない、嫌なら自分が尼崎の実家を出るべきだと悟る。諸事情によりサドベリーと昆虫の会社にも勤め続けてダブルワーク。

3年目…2013年度

スタッフ選挙に当選して2年目、昨年から同期でスタッフになった「よねすけ(彼もサドベリーOB)」がスクールの広報担当としてマーケティングの鬼さながらの働きを見せ、触発されて個人的にサドベリーを広めたい・自身の見聞見識を広めたいと色々な人と会いはじめ、全国サドベリーツアーも開催する。スタッフはどう動けば良いかというより、自分がスクールのためになると思うことをひたすらこなしてあとは生徒が選ぶだろうということをスタッフ2年目にして思う。引き続き実家に甘えながらのダブルワーク。

4年目…2014年度

スタッフ選挙に当選して3年目。サドベリーツアー2回目開催。サドベリースタッフとしての在り方が腑に落ちてきつつある中で、自分がやりたいのは「サドベリースタッフ」なのか?「西宮サドベリー」が良いだけなのか?との問いに至る。これを確かめるために自分が通ったスクールではないところでスタッフをしたいと思い4年目には立候補しないことを選ぶ。この年仕事の合間に【洛西フリースペース】のボランティアと【エネルギー整体師さんの事務局】としても活動し実家に甘えながらのカルテットワーク?状態。なお、西宮サドベリーのスタッフ3年間で生徒数3倍増及び人件費3倍増を達成。

5年目…2015年度

西宮のスタッフを辞し、他のサドベリーに就活を開始。この間は働いても働かなくても何しててもいいかなと思っていたら横浜市の【私立保育園】で働かないかと紹介される。実家は出たかったし保育園で働ける機会なんてないだろう!と前年度中に丸一日で面接と物件を決定。横浜暮らしを始めるも職場のブラック状態に心も体も大きく消耗して絵に描いたように実家の有り難みが身に沁みながら、このブログを立ち上げる。半年が経ち思いのほか早く八ヶ岳サドベリーからスタッフの声がかかる。半ば強引に(法律は守りました)職場を引き上げ癒しを求めて1ヶ月間尼崎の実家に引き篭もった後、翌年1月から八ヶ岳へ移住しスタッフに。

6年目…2016年度

本格的に【八ヶ岳サドベリースクール】のスタッフになり、サドベリーといっても場所によって何もかも全く違うことを知る。日常のルールから広報活動、会計や事務に至るまでスタッフの仕事を作新・確立していく日々。西宮サドベリーが良いのではなく、自分はサドベリースタッフをやりたいことが分かりこの仕事を一生やってもいいなと思う反面、別に住みたくもない土地にそんな仕事を見つけてしまった人生の宿命を感じる。なお、スクールの会計を担当した本年度は収支黒字を達成。私生活面では最愛のパートナーに出会い、サドベリーだけでは食っていけないからと市内で一番まかないのウマい【海鮮居酒屋】で夜は働く。

7年目…2017年度

八ヶ岳サドベリー初のスタッフ選挙により2年目もスタッフとして雇われる。人件費UPに成功したため副業をやめる。副業をして疲れてモチベーション・ポテンシャルを落とすほどヤワではないが、ときに副業をしてることを言い訳に使ってしまう人間のクズな一面を排除し、人生で初めてやりたい仕事だけで生活していく2017年度が始まる。

 

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ということで僕の社会人生活を振り返ってみました。やりたいことをやるのが善と語られがちですが、僕はやりたくない好きでもない仕事をするのも全然いいし全部に納得できなくても文句を一切言わずに働いて僕たち兄弟を育てた父を見ているので、どんな仕事でも働くのはとても偉大なことだと思っています。

そんな中で、やりたい仕事をやらせてもらえるのは本当に有り難いことです。2017年度はスタッフの質を最大限に上げると共に八ヶ岳の地にサドベリーの文化を作っていくことに全力を注ぎたいと思います。

 

せっかくこの命を使わせてもらうのだから、何もかもなぁなぁにせずに生きていきたいです。